こんにちは、モンキーです。
ここんとこずっとBEYONDが全然BEYONDしてないので(どういう意味?)、いいかげん映画の感想を書こうかと思うんですが、ぶっちゃけめんどくさいので、Twitterでツイートしたのを、丸写し、てか、そのまま貼ります。
もちろん師匠からお借りしている映画ばかりです。
まだこの日の段階で15本残ってます。
6月末に集合がかかりましたので、何とかして観なければ。
ではどうぞ。
- マラソンマン
今まさに治療中の身としては、恐る恐る鑑賞したわけだが、なるほど、してやられた!
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月13日
そうなんだ、健全な歯の神経はそれはそれは敏感なんだ…そんな…そんなところを…あああああっ!!!
てな具合でビビりながら観てましたw
ここもゾグゾクしたけど、それ以外のシーンも緊迫感あって良かった。
(続
ダスティンホフマン大学院生を40歳手前でやってたのか。すげえな。全然似合ってる。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月13日
ローレンスオリヴィエの怪演もいい。ダイヤが反射したメガネの奥の欲深さ、拷問時の冷徹な目。
ここはご馳走さまです。
てかジェニー役の人、24のヘラー長官じゃん!
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月13日
初めて若い時みたわ。 pic.twitter.com/fPRJm6eP10
- 狼よ落日を斬れ
虎之助の的を得たセリフが響く。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月16日
立場や環境が違うだけでこうも運命に飲まれてしまうのか。
そんな虚しさや儚さを汲んだラストだった。
「斬る」に続いての三隅作品鑑賞だったけど、前半が中々のめり込めない。
虎之助が牙を剥くのが後半なんだもんなぁ。
(続
これもどうでもいいけど近藤正臣を見るたび中村倫也を思い出すのはオレだけか? pic.twitter.com/JZISqcQJF9
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月16日
- 女獄門帖 引き裂かれた尼僧
多いかと思うが、そこは見方次第で、冒頭の吹き出るマグマのタイトルコールの意味不明さや、演者の過剰演技合戦と妙にねちっこいサイケ劇伴、ポン引き二人のしょうもない掛け合い、ひたすら無口でこの世の全てを悟っているかのように傍観すらしないガキンチョ、そして何と言っても志賀勝に大いに(続
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月18日
とにかくあんなお寺があったら男は近寄ってはいけない。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月18日
縄でイチモツを縛られるか、歪に首チョンパされ、晩飯のおかずになってしまうだけだ、
あー、女は恐ろしい。
- ゼロファイター大空戦
が、終盤で深い信頼関係へと向かっていく姿が熱い!
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月26日
オレは生きて帰るぞ!は名セリフですよ、ええ。
で、佐藤充演じる加賀谷と整備部長の掛け合いも好き。
特撮が円谷英二というのもあって、空中戦のど迫力さはなんと楽しいこと。
やはり若大将はこんな時でも波をバックにギターを弾くのだ。
そして航空部隊の中に、どっかで観たことあるなあと思ったら、ZATの隊長がいましたよ東野英心さん。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月26日
痩せてたなぁ。
画像が見つからないのでこっちだけ。 pic.twitter.com/BVYRSpkWZR
- 江戸川乱歩の陰獣
赤屋敷では、対照的な白い服を着た二人が惹かれ合いながらも、それより先には行くことはないと悟る姿を、とうとう地下でも掘ったのか⁉︎と思うほどのローアングルで芸術的に攻める。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月26日
他にも碁を打つ音が鞭を打つ音へとスライドする意味深な演出、天井から覗く目の怖さなど、計算された構図や時折(続
カットインする映像など僕にとっては新鮮であり刺激的な加藤泰監督作品でした。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年2月26日
ただ香山美子の演技が強すぎて、あおい輝彦が食われてる感があったり、話はよくあるやつだったりでちょっと退屈。
とはいえ男と女のサディズムマゾヒズムで狂おしく描くのはさすがです。
- 美しき諍い女
セリフの量も少なく、ひたすら絵を描くシーンばかりが続くものの、その静けさと筆を滑らせる音、徐々に息遣いを荒くしていく画家、それに呼応するようにモデルの内面が露わになることで緊張感が増していく。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月4日
絵画を完成させるためにモデルの内面を削ぎ落とし、互いが精神をすり減らしていく様は(続
観ていて飽きが来ない。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月4日
エマニュエルべアールの裸体もいいんだけど、それよりもジェーンバーキンの色香がたまらない。
そよ風になびく髪とスカート、スレンダーなスタイルにオトナならではの気だるさ。
オレが画家ならリズの時点で諍い女を完成させてるw
とにかく一味違うエロスが漂っていた。
- 二百三高地
どう攻略するのか。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月9日
正面からの強行突破しか策はなく、次々と無駄に命を落とす兵士たちに胸を痛めるも、飛び交う銃弾や大砲、兵士たちの気迫を生々しく捉えた迫力ある描写に息をのむ。
何というかこれは乃木の悲劇にも感じる話だったように感じる。
自分の指揮した作戦がうまくいかず、児玉が(続
権力を振りかざして指揮したら成功。息子は死に、また多くの兵士を死なせてしまったことへの責任。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月9日
その思いがあのラストだったと。
海は死にますか、山は死にますか。
命の重さ尊さを感じる映画でした。
それにしても森繁、丹波、仲代、三船ってメンツね。
- 惑星ソラリス
不気味な効果音や音楽、聞き慣れないロシア語も加わり、とてつもない睡魔が襲ってくる、観続けることが挫けそうになる映画。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月16日
未知との遭遇は自身の潜在意識にあった自責の念を生み出し主人公を混乱させるが、それが模写であったとしても、過去を取り戻すかのように愛を持って接する姿を映し(続
こんなにも眠くなる映画を初めて見た。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月16日
劇中でも言っていたが、眠りは誰にでも平等に与えられた幸せだけど、深い眠りは死に近いってセリフがある通り、しっかり30分だけ寝ましたw
- 最前線物語
やりとりがすごく大好きだ。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月18日
戦線を北上し任務を果たした後のエピソードがもっと好きだ。
実際の戦闘シーンも迫力があるにもかかわらずどこか淡々なのは、やはり軍曹と四銃士のドラマを重視しているようにも感じる。
軍曹のしかめ面な表情とは裏腹に優しさと懐の深さを見せる姿が魅力的だし(続
スターウォーズ以外で大活躍するマークハミルを見たのも初めて。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月18日
戦争という大きなものは兵士たちにとっちゃ目前での出来事をやり抜くことの連続でしかない、ってことを描いたのかなぁ。
あ、オリジナルでなくリコンストラクトラクション版で鑑賞。2時間42分!
長いけど良いぞ!
- 終身犯
主人公以外の誰もが自分の籠の中で飼おうと画策する心情が見え隠れする中で、主人公だけは人間の尊厳や可能性を押しつぶしてしまうだけだというとことを檻の中で悟っていく姿に惹かれる。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月23日
粗暴な青年時代から鳥との遭遇によりみるみると心を入れ替えていくランカスターが30年間を一人で演じる姿も
素晴らしい。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月23日
序盤でのストラウドの反抗には、自業自得だろうと思って見ていたが、その感情をうまく別の方向へ転換させていく説得力がこの映画にはある。
アルカトラズだからって脱獄するお話ではないので、それを期待すると退屈かも。
にしても観てよかった!
- スター誕生
抜群の歌唱力を放つバーブラストライサンド。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年3月30日
途中何度かウルっとしてしまうほど胸を打たれる。
その分クリストファーソンが下手。味と艶はあるんだけど。
僕としてはアリーの方が好きなんだけど、先にこっち観てたら変わったのかな。
- ラストエンペラー
紫禁城の朱色に溥儀の黄色といった色彩から一枚の布だけで艶めかしい様を表現する美しさとは反対に、陰鬱で狭苦しい刑務所での生活の対比をバランスよく見せることで、溥儀の栄光と衰退を、坂本龍一の音楽と共にゆっくり時が流れていくかのように描いていたのが印象的。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年4月6日
- ブラックサンデー
ベトナム戦争で捕虜になったことでテロ組織に加担したブルースダーンのアップダウンの激しい情緒不安定さが動ならば、30年も人を殺し続けてきたことで疲弊するも同胞の死に感情を抑え任務を遂行するロバートショウは静。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年4月8日
対照的な2人の心情を予告の日まで緻密に積み上げ、クライマックスは試合の大歓声
と爆破までの緊迫感をジョンウィリアムズの音楽と細かなカット割り、空中でのスタントも加わって観る者の心拍数を高めていく。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年4月8日
途中でもテロ組織のアジト急襲、浜辺を疾走する過激派のリーダーを追走するカバコフ、爆薬テストでの無数に穴の空いた小屋の妙な美しさなど見所が多々ありオニ満足!
- 教授と呼ばれた男
名作や話題作での監督のイメージとは全く違う映画で、まずそこに驚き。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年4月13日
ナイフメッタ刺し、硫酸の刑、銃乱射、車両爆破。
なかなかの迫力。
法の重要性を感じて欲しい、という冒頭の注釈から、刑務所での無法地帯ぶりを訴えたかったのだろうか。
警察や政治家を脅しゆすり、手下が裏切れば殺す。
もうやりたい放題。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年4月13日
最初こそ犯罪を犯した者達やその家族といった貧しい人たちを救う救世主として才能を発揮させていたものの、どんどん殺戮を繰り返し権力を欲しいままにする極悪人へ変貌を遂げる姿が恐ろしい。
- 戦争と人間
伍代家という華麗なる一族の軍とのズブズブな関係、家族たちの悲恋や価値観の心変わりなどを中心に描き、時代は戦争への足音を大きくさせ軍国主義へと突っ走っていく。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月8日
一部は満州事変まで、二部は日中戦争開始まで、完結編はノモンハン事件での壮絶な激闘が映し出される。 pic.twitter.com/SJLZsPCGBw
行く末も見もの。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月8日
特に山本圭と吉永小百合のエピソードは応援したくなる。
てかもう長すぎて書ききれねえ。
三国蓮太郎怖いし、裕次郎チョコっとだし、地井武男の朝鮮人めっちゃ上手いし、岸田今日子のおっぱい見ちゃったし、何より勘三郎が成長したら北大路欣也って。
てか、これで完結ってすげえ中途半端。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月8日
物語は第二次世界大戦に行くんだろうけど、伍代家の人間が戦争で何を得て何を失ったのか、この結末をやってくんねえと。
とりあえず高畠よ、意地はらねえであんな会社さっさと辞めろ。
- センチメンタルアドベンチャー
それだけでは終わらせない湿っぽさを含めた作品。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月10日
道中癖のある女の登場や牛との戦い、甥っ子役の自分の息子に何やらせてんだwと笑いたくなるシーンの連続に、この映画どう着地すんの?と思ったけど、初めて拝むイーストウッドの歌と演奏、そして男の夢を最期まで足掻く姿によって笑いと悲哀をいい塩梅 pic.twitter.com/IborvbbJwW
どうやら最後に歌った歌は途中で作った歌だったそうで、全く気づかなかったオレは一体この映画の何を見てたんだろうと反省しております。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月10日
- 夜の大捜査線
わからないヒヤヒヤ感。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月11日
終始緊迫した状況が続いていくことで食い入るように観てしまった。
内面から溢れ出る強さと賢さと気品さと目力が印象的なインテリ黒人刑事バージルに対し、ひたすらガム噛んで目先のことだけでしか考えない偏見丸出しの白人署長ギレスピーの対比
とプライドが物語をヒートアップさせる。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月11日
バディモノになるんだろうけどベリーハッピーにしない抑えた友情の演出も見事だし、全ての登場人物が役割を持っていて物語に絡み事件を複雑にしていくあたりも面白い。
いやぁホントこの頃の南部はヤバイな。
- 呪怨
というよりも、白塗りブリーフの子供がゴロニャン言ったり、急に床やら足元から顔をのぞかせるたびに笑ってしまった。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月18日
また低予算ならではのチープな作りが逆に恐怖を煽る演出に一役買ってるんだろうけど、その安っぽさがどうも目について。
あと2の前半に1の後半エピソード入れるのはダメっしょ。
それと解決の糸口すらなくただ呪われていく姿を見るってのも好みでなく、これでは飽きる。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月18日
劇場版の方が怖くて面白いのだろうか。
それとも真昼間に見た自分が悪いのか。
どちらにしろハマれなかった…。
- 怪談お岩の亡霊
金の為女の為なら力でなんとかしようとするこのクソ外道侍がどうしてかとんでもなく魅力的。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月18日
後半が面白くてバイオレンスとホラーが押し寄せてくるスリリングな描写がたまらない。
桶から天井から川から現れるお岩さんにビビる。
これだから監督の映画は楽しいなぁ。
- ソドムの市
どんなに音楽が優雅だろうが屋敷が綺麗だろうが絢爛なドレスを着ようが哲学的詩的な言葉を並べてまくし立てようが社会規範なんぞ建前で異常な快楽こそ本音だろうが監督が社会へのメッセージを込めてようが到底理解できないし理解したくない。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月18日
地獄の門、変態地獄、糞尿地獄、血の地獄とどんどんハードになっていく描写以上に、広間で変態話を雄弁に語る夫人どもが悍ましい。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月18日
ただ見終わった後、感覚が麻痺したのか物足りなさを抱いた。この感覚死んでくれ。
- 砂丘
正直わからん。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月20日
わからんが深い。
不毛な議論から始まりこれ見よがしにクローズアップされる巨大広告、不毛地帯を開発し儲けようとする企業、マネキンCM 、無抵抗の人間に向けられる拳銃、砂丘で増殖するフリーセックス。
当時の社会を投影しながら語られるボーイミーツガールってことですかね。 pic.twitter.com/l06OSDtrgz
そう、ダリア役の女優、鬼キレイ。
— モンキー🐵 (@monkey1119) 2019年5月20日
砂の女神。
あのクソガキども束になってスカート捲りやがって。タダじゃおかねえぞ。
あと劇中の牛の広告見てこのジャケを思い出した人は多いはず。 pic.twitter.com/v1poOvV6qn
以上21映画、24本鑑賞。
てか、Twitterのリンク重いかも。すんません。
とりあえず、この中だと、最前線物語、ブラックサンデー、終身犯、夜の大捜査線が超ツボでした。
達成感と記憶に強く残ったのは、戦争と人間、美しき諍い女。ある意味惑星ソラリスもか。
忘れたいのはソドムの市w
さて、あと15本。時間見つけて鑑賞しないと・・・。
以上手抜き感想まとめでしたw