これからする話を簡潔に言うと、
一企業である某映画情報サイトが、タイトルにネタバレとつけていくつも記事をアップしていることで検索順位上位を独占しており、人気の映画ブログたちがこぞって順位を下げてしまっていて、完全につぶされてしまっていることがとにかく腹立つって話です。
映画ブロガー、と自称している方の多くは、新作映画の感想にわざわざご丁寧に「ネタバレ」とつけてアップしている方がほとんどと思われます。
なぜそんなことをするか。
ユーザーが検索エンジンで検索する際、気になる映画の評判を知りたいけど、ネタバレだけは困る!って人への配慮として。
もう一つは映画に金払いたくない人が一体どんな話なのか知りたいって人のための道しるべとして。
さらには鑑賞後、他の人がどんな感想を述べているのかって人が訪れやすいように、意味が理解できなかった人が答えを探しやすいようにってのが挙げられるかと。
かくいう僕も「感想ネタバレあり解説」なんて文言をつけてアップしているので、たくさんの方が訪れ読んでもらっている身分です。
そう、結局のところ、タイトルに「ネタバレ」とつける理由の多くは、たくさんの人に自分のブログを読んでもらうための手段の一つなのです。
だって、みんなネタバレが知りたいんですもの。
残念なことに。
逆にネタバレとつけないで、たくさんの方から読んでもらってる方、本当に凄いと思います。
相当な文章力とワードセンス、オリジナリティがあるからこその人気なんだろうなと。
僕なんかショボショボのショボなんで、タイトルにネタバレつけないと検索したとしても何億光年先の位置です。
なので「ネタバレ」とタイトルにつけないと検索順位ははるか下になり、誰にも読まれなくなります。
この、タイトルに「ネタバレ」を入れているのは基本的には僕のような個人で運営しているブロガーさんたちです。
新作映画のタイトル ネタバレ
で検索すれば、おなじみの顔ぶれがテッペン目指してひしめきあっているわけです。
洋画中心のあの方や、考察が得意があの人、全容全部書いててめぇの感想一言もないゴミたいなブログ、僕と一緒に配信をやっている仲間、そしてアタクシ映画クソブロガー。
みんなタイトルにネタバレとつけた記事を、公開した初週のうちにアップしてPVを稼いでいるわけです。
で、今回僕が憤慨している某映画ニュースサイトに関して。
映画情報サイトって思い浮かぶのいっぱいありますよね。
映画.comとかリアルサウンド映画部、MovieWalker,シネマトゥデイなどなど。
どれもお世話になってます。はい。
そしてどれも有益な情報を与えてくれます。はい。
で、今挙げたサイト、簡単に言えば会社で企業なんですね。
有益な情報は与えるけど、ネタバレするような記事は書かないんですよね。
評論家の批評もネタバレはしない。
もっというと、いちいち記事のタイトルにネタバレとか入れない。
ちゃんとポリシーをもって情報を提供しているわけですよ。
そんなイメージの映画ニュースサイトだと思っていたのに、某映画ニュースサイトがここ最近タイトルにネタバレとつけた記事を、6つも7つもアップしてるんですよ。
しかもポストクレジット解説、とか、オープニングシーンの意味、とか、極々小さな解説や説明が書かれた内容を小分けにして、いくつもいくつもいくつもいくつもアップしているわけです。
このサイトがタイトルにネタバレとつけた記事をいくつもあげると、どうなるか。
検索すると、この映画ニュースサイトの記事全部が上位を独占していて、俺らのような弱小映画ブロガーは蚊帳の外になってしまう事態が起きてしまってるわけですよ。
なぜこんな事態になってしまっているか。
それはGoogleが個人ブログよりも映画情報サイトのほうに高く評価しているから、ってのが大きな理由であります。
なおかつ先日のGoogleアップデートで個人ブログが軒並み評価下がってるし。
簡単にアクセス数が違うわけですよ、我々個人ブログよりも。
長いことやってるだろうし、記事数の量も違うし。
だから個人ブログがそういう企業のサイトと勝負すると、まず勝てないんですよ。
ためしに映画のタイトルだけで検索してみてください。
映画の公式サイトが一番上、その次が映画.comとかウィキペディアとかですから。
で、俺が言いてえのは、企業は企業相手に勝負を挑め、個人ブログの畑を荒らすんじゃねえと。
他の映画情報サイトはいちいちネタバレなんてタイトルにつけて記事アップしてねえし、そんな姑息なことしないんですよ。
子供が集う公園にいい大人が占領するんじゃねえと。
その某映画ニュースサイト、僕も活用してるんですよ。アプリおとしているし。Twitterもフォローしてるし。
何なら試写会応募して当選したりしたこともあるくらい、お世話になってるんですよ。
アメコミの情報とかビッグバジェット映画の情報はホント更新早いし、有益な情報ばかりで。
ちゃんと取材とかインタビューもしてるかられっきとした優良サイトなんですよ。
しかも、記事の途中で必ず、「ここから先は映画のないように触れている恐れがありますのでご注意ください」みたいな文言を入れて読み手がネタバレ踏まないように促してる配慮もしているわけですよ。
しかもその記事にはタイトルにネタバレってつけてない。
いや、それやってるなら、なんで今になってネタバレってタイトルにつけて記事あげてんだよ。
せっかくの優良サイトなのに、品位に欠けますね。
他の映画情報サイトみたいに、そんなことやらないで欲しいですね。
でもこのサイト、日本の映画とかアカデミー賞作品とかインディペンデント系はそこまで力を入れてなくて、あくまでアメコミ中心。
だから今回俺が被害にあったのは、先日公開したマーベル映画だけ、のことなんですけど、まぁ時間が経つにつれいくつも記事上げて上位独占してるから、てめ~いい加減にしろと。
自分の評判下げてもいいからブログに書きたくなって。
とはいえサブブログですがw
ただね~、これ全然違法とかでなくて、むしろ正攻法なんですよね。
何オマエワケわかんないこと言ってんの?
オマエの何書いてんのかわかんない文章力ゼロのブログよりもユーザーはこっち求めてんだからこれが当然の結果だろう、むしろ今までがおかしかったんだよ、って言われても何も言えないんですけど。
じゃあオマエもまねしていくつも記事あげりゃいいだろう、っていわれてもホント正論で。
でもそんな時間ねえんだよ、一つの映画を一つの記事にありったけの思いを詰め込んで書いてるから、もう一個とか書く気にならねえんだよ。
この映画ニュースサイトに検索順位で勝つには、やはりPV数を多く稼いで、Googleからいい評価をもらうしかありません。
多分このサイト、アクアマンの時もヴェノムのときも同じようにネタバレってタイトルに書いて記事を乱発していたけど、俺のほうが順位上だったんですよ。
てことはそのときは俺のブログの方が評価高かったってことですよね。
個人のブログでも上にいけると。
だから、次は負けねえぞと。
そんな姑息なことして個人ブログをつぶそうとするサイトなんかに。
今この歌を思い出しました。
これを聞いて頑張ります。
君の目の前に川が流れている。
広く大きな川だ、
暗く深くても流れ早くても
怯えなくていい離れていても
そうだ向こう岸はある
もっと自分を信じろよ
川を渡れ We can do it!
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貴重な時間をムダにしたよ。こんなことで。